僕です

今の努力の粒度というか、向き合い方を考えたら名人戦のような規模のイベントに参加できるのは本当にこれが最後だろう、と思う。
もちろん大会シーンから完全に離れる訳ではないし、来年勝てないかもしれない事の言い訳の前払いなのでめちゃくちゃかっこ悪いことではあるのだが、名人戦に向けて周りの人間との努力の差を大きく感じたためこういった書き方をした。
★大会に向けた色々★
まず、今大会における自分の立ち位置だが明らかに一番弱い人間として見られるだろう。
主観的な努力量や肌感的な強さではなく、直近一年の大会成績等を見れば明らかである。
昨年の名人戦では<脇役属性><精霊召喚><初恋から始まる物語>の両採用を行ったクレイジーな花単を「秘策」として持っていたが、今年は特別なデッキは用意できていない。
そもそも得意な属性がTier1に君臨する環境だから、というのもあるが今回は秘策よりも王道を握るが板、と考えた。
情報戦弱者として、今大会は
・超大宙
・きゃべつそふと日
・中型花単
の3すくみで回る環境を前提に考える。
正直なところきゃべつそふと日単が中型花に有利な理由がイルザで倉賀野が消される程度の認識だったため、Pスピカの採用を以て中型花有利という立ち位置になるんじゃないか?と思っていた。
中型花ユーザではないため誤認の可能性は高いが、この時点で中型花が少し抜けた環境、と前提で考える。
今回使用した所謂脇役シンアイ花単だが、中型花は……さすがに不利という認識。
検討段階でシンアイ側の不利を認識していたため、まずは「中型花に強い中型花」を検討。
ミラーにおいて大きな差をつける一枚は渡良瀬だった。
半年前はミラー意識なのかスペースが有り余っていたのか4枚採用が多かった気がするが、何故か現代では0枚が殆どだったため、採用することがミラー対策の第一歩になると考えた。
ただ、渡良瀬レベルのテコ入れは誰でも思いつくレベルで、ミラーを意識した中型や、中型花に抗う意志があるシンアイ花単は複数枚採用してくるだろう……
そんな中で、自分が中型花ミラーを想定して足りないものは何か。
それは 理解度 である。
中型花が流行った半年前程度、自分はあまりリセをできておらず、中型花に対する理解という工程をすり抜けてしまっていることに気づいてしまった。
しかし、名人戦まで一ヶ月もない中、既に履修済みの人に差をつけることは何かできないか……
悩んだ末、閃く。

そう、倉賀野聖良という人間に対する理解を深めれば良いのだ。
倉賀野はビジュが本当に良いと思っていたし、カードデザインはかなり好きだし、Primalは本当にいい曲だと思っていたので、作品に触れるという運びは必然であった。
そして、倉賀野聖良という物語に触れ、
中型花単を辞めた。
PRIMAL×HEARTSを進めながら壁打ちを1000回くらい試したあたりで弱い初動が訪れる割合が多すぎて、5戦上振れれば良い名人戦という舞台であってもしょうもない事故で敗北を喫するだろうな、と思ってしまい早々に諦めモードへ。
桜子芙蓉倉賀野マユリみたいな要求が高すぎて、それを外した瞬間現代りせおではあまりに弱い初動になることが本当に耐えられなかった。
特に芙蓉楓、他の花属性では手札にいたらまぁまぁ強いぜ!くらいの認識だが中型花では必須メンバーにも関わらずサーチが効かず「芙蓉引いてるだけじゃん」になってしまう。
そこにミナギだったり天神だったりを後引きしなきゃいけないと思うと……となってしまった。
なるほどこれはゆっくりしてる間にイルザ食らって準備が終わった頃には負けになりそうだ、ときゃべつそふと日単相手のマッチアップも脳内で理解する。
これ本当に半年前に皆が通った道なのか?
既に「こんなことやってたら普通にシンアイに負けるわ」モードになっていたため、脳内ダイヤがシンアイ>中型に傾いてしまった。
そういう訳で中型にも有利、大型宙にも有利、きゃべつそふと日にはスピカで頑張る、をベースにシンアイを使用する意志が固まりつつあった。
倉賀野聖良、本当に好きなキャラになりそうだったが名人戦を共にする女にはなれなかった。
ごめんね。
さて、シンアイを使おう、となる前に色々その他のアーキタイプについても検討した。
「秘策」探しにあたる部分である。
<精霊召喚>花単。
これは事前にベルナルドさんから意見を貰っていたものだが、まぁ大会後だし公にしても良いでしょう。
当時はあー確かに!となったので非常に参考になりました。
超大宙相手に数字が足りないなら精霊召喚でいいんだぞ、と意見をいただき本当に目からウロボロスでした。
新弾で得た強力なリソースカードであるデネブカペラもSP上昇を持っており、精霊召喚が古のカードである都合構築制限も広い。
結構良さそうじゃん!から構築を開始。
思ったよりいつもの花単で、確かに良さそうだぜ!と思った部分もかなりあり。
不安になった部分は「シンアイに勝てるか?」「中型花に勝てるか?」である。
アナスチガル、リンネでアンタップ機構は出来ており、全列ある程度の数値水準で攻撃が行えるため確かに超大宙・きゃべつ日には良さそうではあったが、同族性相手があまりに不安要素だった。
考えれば考えるほど「あいつらは手札使わずアンタップするのにこっちは?」となり「花単以外にはどの花単よりも強そうだが花単相手にはどの花単よりも弱い」という立ち位置に収まってしまった。
同じようなギミックとしてしっぽカフェがあるじゃん!しっぽこぽん!と思い立ったが精霊召喚の500倍くらい弱そうで早々に切り上げた。
同じような立ち位置として、今期の華である「スマガステラ」が挙がるが、このデッキについても同様に「花単以外に強いが花単相手が弱い」という認識だったため、シンアイ・中型花単を使うであろう人間が複数人いる名人戦の舞台に持ち込むには難しいデッキという立ち位置かと考えた。
デッキ分布に存在する可能性が少なからずあるイベント宙やニトロ雪(もしくは除去系の雪)に対しては確かにスマガステラが一番可能性があるように思うが、今回はメタゲーム上位の宙・日・花相手をフォーカスするためこれも無しと考えた。
そういったように、秘策の種は複数出てきたのだが「宙日に強く花に弱い」秘策ばかりで、花単が絶対いる、という認識の中だと「宙日相手にも五分以上かつ花相手もいい勝負をする」シンアイもしくは中型花単をベースにするしかないか……となってしまったのである。
その他のデッキって何かあるか…?と考えを巡らせたところ最初に閃いたのが
沙耶雪に不利
である。
沙耶雪、シンアイや中型花単にはまぁ有利だろう、と思う。
また、イメージの中だけではあるが、超大宙には所謂着地狩り、きゃべつ日にはDMG下げで頑張る等、思いの外花属性以外にもやれそうな雰囲気が出ており、この存在も「宙日に強く花に弱い」デッキタイプの後ろ髪を引くような存在だった。
また、主要デッキ以外にやれそうなデッキということを考え出すと、チャージ宙(中型宙)の存在も見逃せなくなってしまった。
どちらのデッキも「宙日に強く花に弱い」デッキを使った方が良いのでは……?と思わせる要因だった。
話を戻すと、こういったデッキの存在が花に有利に見える花属性を使うことを踏みとどまらせる。
それくらい雑多な環境と考えたため、花属性に勝つことより広く勝てることを意識するべきなのでは……?と思い始めた。
だが
そんなに広く見れるデッキがあるならみんなそれ使うよ……となったので、素直に当初のシンアイに戻ろう!!!となりました。何の検討だったんだ
一応それら候補であるチャージ宙、大型月、沙耶雪を組んで前日フェスタに持っていけるような心構えにはしたが、結果的にどれもピンとこないな……で終わってしまった。
使わないことを決めたそれぞれのデッキの評価
・チャージ宙
中小花、きゃべつ日にまぁまぁ強そう。
だが超大宙に数字感足りないし抜く手段もなくね?となってしまった。
・沙耶雪
この手のデッキは使われて強いが使って弱い。
中小花にまぁまぁ強そう。
シングル含めたこのアーキタイプがまぁまぁ上位に存在しそう、と思ったため最初は中型花にすももを入れた、半年前くらいに流行ったデッキを使うことを検討していた。
・大型月
直近でタマユラミライを遊んだので神掛由岐奈がナチュラルに投入できるデッキという意味で評価が高かった。
……直近だと思ったら全然2月だった。
超大宙相手の数値感が足りなさそう+コンバート持っていないキャラに対するイルザが重そう。
小型花や中型系のデッキには強そう。
・きゃべつ月
珍しく全部光らせたということもあり、記念参加の気持ちが100%ならこれだった。
全然りせおというゲームはやっていないにも関わらず全敗は避けたいという甘い考えが先に来たので、使用しないことに決定。
これを念頭に置いてダイヤグラムを組んだ。

結構雰囲気で付けているところがあるが、群雄割拠もいいところだ。
これだけみると超大宙とは……?になるが、実際はもっと宙側の割が高いんだと思う。
また、チューアやイベント宙など、今回仮想敵および使う対象として認識していないが環境に存在してまぁまぁやるデッキは割愛とする。
★構築について★
デッキリストはこちら

正直面白みのない60枚という感じだと思う。
シンアイ組やサラまゆり等4枚採用して然るべき、と言える面々以外について言及する。
・手札宣言×3(芙蓉、渡良瀬、夏目雫)
各4枚。これは”誠意”
その日勝つ自分が都合の良い引きをするのは当たり前なので、都合の良い引きが出来る部分として強い要素を増やすのは当たり前。
花単という継続リソースのないデッキで上から引いてそのまま空中で使えるカードは多ければ多いほど強い。
・スピカ(0/4)
「きゃべつ日に強い理由」枠の顔をした切札6枚枠。
たぶんきゃべつ日に強い枠とした方を重く見るなら4枚入っているカードをシィルプラインと一緒にスピカに枠を譲って採用した方がデッキとして収まりがいいと思う。
芙蓉楓もそうだが、0/4/3って普通にスタッツ高すぎ。
・シィルプライン
これは「きゃべつ日に強い理由」枠
沙耶雪に強そうな雰囲気のあるカードなので採用したいが
チャージ枚数がある時のシィルはもったいない精神が出て攻撃に参加しづらいとか、リカバリーはシィルとサラどっちを選んだほうがいいかとか色々決めきれてない事が多いため、強いことは理解した上でかなり使いづらい一枚だと思う。
常々思うが、サラまゆりシィルはめちゃくちゃ強そうに聞こえる展開だが、シンアイAFが死にキャラになるよなぁと思って中々しづらい。
シンアイ4人とサラまゆりシィルどっちも行ける、みたいな手札した時、どっちにすればいいんだ~という気分にもなる。
・スピカ(3/2)
切り札6枚枠/・ターンリカバリー枠……以外の評価が下せなかった。
初手以外に引いても脇役属性に当たらずにコスパ上げられる点はとても評価が高い。
結局半端な枚数採用になってしまい反省。
・沖
本体サイズも良いし沖の正義も明らかに強いんだけど初手には出さないよな……な立ち位置
初動でコストに切られがちなので他の細かいカードに枠を譲る形で3枚。
そういった評価ではあるが、沖の正義を貼ると貼らないでは大きく数値感が変わるので出した方が良い。
多分手札2枚消費からバックがない部分を脳内で重く見てしまっているのだと思う。
・リンネ
誇張抜きで小型花単で一番強い。また、中型花、ミラーに対する一番簡単な回答になる。
直近のフェスタ等で小型花単を使う人のデッキリストを見たがリンネ抜きがほとんどで、そこに苺華が入ってたりするのが標準。
そういった、世間との価値観の相違があり、ある意味今回の秘策枠にあたるカードになる。
ここがリンネじゃなくてアナスチガルだったりした瞬間があったが、リンネの方がなんか強そうだ!となったためリンネ。
アナスチガルの方が強いかも!!!とも思うが手札がないかも!!!となって今回はリンネを選択した。
・お兄を甘やかし隊
世間的には2枚採用が基本っぽいけど何故かわからなかったので1枚。
沙耶雪に強いとか手札⇒打点の簡単な還元先みたいな認識なのか?
・川内野
急に沙耶とかロンゴミニアドの話が出てきたから前日にビビって入れた。
57枚くらいは概ね決定で、最後まで悩んだ部分はシィルプラインとスピカ(と秘蔵のカードを積むか積まないか)
毎度言うように、小型花単は先の受け等を考える必要がない簡単なデッキなので広く受かるカードを優先した採用となった。
ここまでは金曜日に頑張って書いたんだけども、ターンリカバリーとリカバリーが同時に使えないこと、雪単が思ったより勢力として多いことを認識して土曜日の夜にデッキを変えました。
結果的に土曜日に雪にボコボコにされたことで吹っ切れて雪単を意識していた川内野を完全にout、有利なマッチをより有利にするために沖、スピカの枚数を増やす形とした。
ぶっちゃけ川内野したところで勝てるわけでもないので振り切ったほうがいい。ビジュがかなり好きなので顔採用的な意味では倉賀野に続き残念な点ではある。

★大会★

前日大会。
NIT雪×後
MIX雪○後
きゃべつ日○後
ステラ花×後
ステラ花○先
MIX雪×後
超大宙○先
4勝3敗、シンアイで後取りすぎ。
名人戦。
超大宙×先
ステラ花×後
超大宙×先
シンアイ花○先
超大宙○後
2勝3敗。実力相応。
反省点
超大宙への相性誤認。
きゃべつ日と当たらなかったこと。

途中までヒヤヒヤでしたが耐えて良かったです。
★おわりに★
色々あったけど一番簡単なデッキを選んだことにはこれといって不満はないので良いです。
思いの外勝てたのも良かったです。
冒頭にも記載しましたが、今の努力の粒度だと来年また名人戦に参加する、というのはかなり難しい目標になると思うので、来年は今以上にほどほどに楽しめればいいな、と思う。
こういった記事を書くという文化(界隈全体のではなく、自分の中の)が来年も続けばいいね
ほなまた。


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